2011.05.18 Wednesday
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What I want to leave...belovedわれわれの本性は怠情へ傾いている。だが、われわれは活動へと心を励ます限り、その活動に真の喜びを感ずる
(ゲーテ/若きヴェルテルの悩み)
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 (JUGEMレビュー »)
オルフェウス室内管弦楽団,モーツァルト,パルマ(スーザン),アレン(ナンシー),ナイディッヒ(チャールズ) ついに念願かなってこの曲に挑戦中!なんでだろう、どうしてこんなに音が澄んでいるんだろう。
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2010.08.16 Monday
夏の色
甲子園出場への足がかりとしての都道府県大会に焦点をあてたもの、怪我故障事故など負の部分を書いたもの、投手の苦悩、バッテリーの複雑な人間関係、叶わなかった夢、叶った夢のあと。 読んでいてハラハラするような物語ばかりで残りのページを別の意味で気にして読んだ。1ページ毎に違う匂いがする、違う色がある、違う夢が生き方がある。だけどどれも夏の気配をはらんでいる。試合だけではわからない裏の姿が書かれたこの本を読んでから甲子園をみると、また違った夏がみえてくる。この本が他の甲子園を書いた作品と違うのは「野球をやる女性」からの視点がかかれた物語があるということだろう。野球が好きなだけでは越えられない壁がある。それをどのように乗り越えて成長していくのが、甲子園はでる人だけを成長させるのではない、そこにつながる道に寄り添っていた人々までも巻き込んでいく、夏の台風のような存在といっていいかもしれない。9月中は暑いだろうとわかっているけれど、甲子園の決勝を見終わるとなんだか夏が終わってしまった錯覚に陥るのはそんな理由からだろうか。
原爆投下日に長崎の平和公園に行ってきた。入場規制のかかる公園や全国から集まって反戦(反原爆)の旗を掲げる人をみると戦争が過去のことではないという思いが込み上げてきた。外国の方もちらほらみかけたので、積極的にもっと知ってほしいと思う。そんな自分も勉強不足なんだけれど…夏ときいて思い浮かべる風景が、色が、どうか暗いものでなくなりますように。
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